雑多考察

多くの分野において、自分が考えた事をただ述べるだけのブログ

SAO Alicization WoUのOP考察

以下記載事項を必読の上お読みください。

この考察では原作小説をお読みでない方(アニメ視聴のみ)にはネタバレになる部分がありますので、あらかじめご了承の上お読みいただければと思います。

今回はOPに出てくる青い鳥について考察していこうと思います。

 

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(アニメーション SAO Alicization WoU第一話OPより引用)

 

この青い鳥に関してTwitterで、これはアリス・ツーベルクではないかとの話題が出ていましたので、他にも考察したい部分は多々ありますが、今回は「青い鳥」に絞って考察してみようと思います。

 

まず、なぜ青い鳥がアリス・ツーベルク(以後ツーベルクとします)ではないかと言われたのかについてですが、このOPには上記画像の他にもう一度映る場面があり(詳細を扱いたいため後程記載)、さらには前半でのアドミニストレータ戦でユージオが剣に変わるシーンでも出てきます。その時に一緒に交わった結晶はアリスの記憶の欠片であったことからも関連しているのではないかと考えられます。(アニメSAO23話/原作14巻p.244より)

加えて、原作の中では小鳥の水晶と明示されてることからも、小鳥の水晶はツーベルクの記憶の欠片と考える事にします。

 

次に今回のOP映像の中で先ほどの「青い鳥」はノイズのような形で消える演出がなされています。実際ここから結論に導き出すのは早計ですが一旦の考察として導いていきます。

アドミニストレータ戦の中で、ユージオとともに去っていたツーベルクですが、彼らのフラクトライトは初期化された訳なので、時期的には存在しないことになります。その中、青い鳥(ここではアリスそのもの/記憶の欠片)が現れた場合、システム側からはイレギュラーなケースとしてノイズ処理されるのであれば、あのような演出がついたと説明が可能です。説明の合理性からの考察であれば、上記のような事から「青い鳥」はアリスだと考えられます。

 もう一つ、OPには「青い鳥」が現れるシーンがあるので、そちらについても同様に考察していきます。

 

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(アニメーション SAO Alicization WoU第一話OP引用)

 

最後の方で夜空の剣と青薔薇の剣があり、夜空の剣の方に青い鳥が乗っています。

こちらの場合は、ノイズのようなエフェクトではなく、空に羽ばたいていくのですが、どちらにしても、その場から居なくなるというところでは同じですので、先ほどと同じ考えで良いのですが、一つ気になる点としてはこの後、目を閉じるシーンに繋がっていくのですが、誰の目なのかについてです。

一連の映像の動きとして、アリスが歩きだした瞬間に一瞬ノイズがかった映像が流れ、その後上記シーンへ行き最後に瞳を閉じてOP終了の流れとなっています。

最後の瞳はアリスかキリトかで考察が大分変ってきます。

 

アリスの瞳のケース:アリスが歩きだす前はUW大戦の描写となっている事+アリスの葛藤/今までの事を思い出してるシーンのようになっている事を踏まえると、アリスが歩きだす原動力がこの瞳の奥に映し出された映像、つまりアリスの理想もしくは希望しているUW大戦後の世界?なのかもしれません。(青薔薇の剣が折れていない事も含めると更に未来の事象として扱える?)

 

キリトの瞳のケース:これについてはアリスが映っているという事から、キリトが自失状態の時の視点から見たUWの世界という説です。

こちらに関しては、OP最初から考察対象です。今までの歴代キャラが素早く流れ、最後にSAO時代のキリト(キリトの心意との関連からSAO時代のキリト?)が現れるシーンがあります。

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(アニメーション SAO Alicization WoU第一話OP引用)

 

このキリトの瞳に映っているのが自失状態のキリトで、最後にアスナに手を差し伸べられているところからも、ほぼ確実にキリト視点から始まっていると判断出来ます。

その後、アリスの顔が映り、青い鳥が映るまでの映像は恐らくキリト視点で描かれているのではないかと思われます。(意識してみると尚そう見える気がします)

そのような考え方で行けば、最後に瞳を閉じるキャラとして、またアリスや夜空の剣、青薔薇の剣との関連性からしてもキリトが見てきたものであると考えることも出来ます。キリト視点から始まって、キリト視点で終わるというのも感覚的なものではありますが、頷ける気がします。

 

このような事から、どちらかというとキリトの瞳であるという説の方が優勢かなと思います。ただ、こちらの説で引っかかるのは、瞳が青く見える(景色で青くなってるだけ?)ので、アリス説もあるのではと個人的に思いましたので、どちらとも考察させていただきました。

余談ですが、個人的な解釈だと、最初のシリーズキャラが流れていくシーンはキリトの記憶/フラクトライトであり、それが閉ざされたことを意味し、WoU前半である事を踏まえるとキリト復活はまだ先の話であることから、最後の目を閉じる場面では自失状態で見てきたものを見て、まだ立ち上がれない様を描いてるようにも見えました。

 

さて、そもそも「青い鳥」って何を意味するのかというところです。「青い鳥」といえば童話/劇を思い出す方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回はその童話/劇との関係について、そもそも繋がる部分はあるのかを触れていきます。

童話の中では二人の子供が主体となって動いていくことになります。この中で「青い鳥」は幸福の象徴として描かれており、二人の子供はどうにか「青い鳥」を持ち帰ろうとし、様々な国(思い出の国、夜の御殿、贅沢の御殿、未来の国等)に訪れ、「青い鳥」を持ち帰ろうとしては様々な理由で「青い鳥」は居なくなる(死や変色等)のですが、ここでまず「青い鳥」は居なくなるという共通部分が存在します。

そして「青い鳥」の主題は「死と生命の意味」であり、どちらこといえば幸せや幸福について重視しているというよりは、生命について重視しているのではないかと考えられます。したがって、本作アリシの中で最も根幹的な事である魂や生命とのつながりも見えてくるわけです。

 

童話では最終的に捕まえることはできなかったが、鳥かごに青い羽根が入っていたことから、身近に幸せがあるという表向きのストーリで終わりとなります。

→幸せは身近にあるが案外気づかないものである。

 

これに対して戯曲では最後に「青い鳥」が必要だと言って終わります。そもそも、籠に青い鳥がいたのではなく、逃げた後に残った羽だったのだから欲していたものが手に入っていないのです。

→結局主人公は幸せを欲する。主人公たちは他人の幸せを妬む?

様々な国にいる青い鳥はその国の幸せであり、主人公らの幸せではない?だとすれば、UW大戦における様々な正義や幸せを手にするために戦うといった描写も頷けます。さらに幸せをその他の国から持ち帰ろうとするすることから、暗に奪おうとしている解釈も可能です。そこから繋がってると強くは言えませんがUW大戦の事を示すようにも見ることが出来ます。

そう考えるとアリスとおもわれる鳥は争いの原因であるのでは?と考えると、敵側のガブリエルの狙いであるALICEはラース側の狙いでもあるので、UW大戦の発端となった両者として捉えれば、争いの原因といえるのではないでしょうか?

結論からすると、UWとの繋がりは意識的に見れば、いくつも上げられるため「青い鳥」の意味は上記のような意味も含まれているのかもしれませんね。

 

 

最後までお読み頂き有難う御座いました!

「青い鳥」についての考察は楽しんで頂けたでしょうか?UoWのOPが変わった時に「青い鳥」がこれからどのような風に描かれていくのか気になりますね(^^)

「青い鳥」にはユージオではないか?と仰っていらっしゃった方もいましたので、少し最後に長々と話します。

ユージオ説に関して考察するとすれば、夜空の剣と青薔薇の剣があるとき、夜空の剣(つまりキリト側)に乗っている事や、最初の画像でのノイズ処理のようなエフェクトも同じように説明が可能です。さらに童話「青い鳥」も自失状態のキリトの視点から見れば、ユージオは自分が欲する幸せ/幸福であり、それはもう叶わないといった心象を表しているといった考察も可能なことから、ユージオ説も濃厚な線であると思われます。

 

このようにすると、アリス/ユージオどちらともを示しているようにも見受けられるので、考察がとても楽しい限りです!

OPには今回上げた「青い鳥」の他にガブリエルが飲み込んでいた「チェスのキング」やベルクーリの見ていた「壁画」、アリスが手に握る「鍵」、最後歩き始めたシーンの水たまりに映る「現実世界」等、様々な意味を含んだ映像となっていますので、是非皆様ご自身で考察を楽しんでいただきたいです!

勿論、私も考察し、的を得るような考察が出来たらブログにしてあげる予定です(^^)

 

今回も最後にと言いつつ、長々と書き進めてしまいましたが、SAO WoU楽しんでいきましょう!!!

改めて最後までお読み頂き有難う御座いました!

 

 

誤字/脱字やご感想等ありましたら是非こちらのコメントやTwitterのリプライやDMで送っていただけますと有難いです…!

ご遠慮なく送ってください(^^)

SAO考察(アリシゼーションPV)

必読:この考察はネタバレも含んでいます。

小説をまだ読んでいない方、アニメだけで小説は読まない方等々、ネタバレが含まれている為、これから先の考察はネタバレが有ると御理解しただいた上でお読み下さい。

 

久しぶりの考察ブログの更新です。

今回はSAOのアリシゼーション第2弾PVから考察をしていきます。

また、アリシゼーションの年代を逐一調べる事が出来なかったので、もしかしたらおかしな部分があるかもしれません(^^;

見つけた方はTwitterのDMでこっそり教えて下さると有難いです!

 

第2弾PVは下記URLより

https://youtu.be/eiaW3n8qHOU

 

さて、このPVの中で一瞬ではあるものの文字列が出てきます。(48秒位)

Youtubeで見る時は0.25倍速で見るとすぐに分かります。

f:id:light-VR:20180910154316j:imagef:id:light-VR:20180910154319j:image

画像一枚目

<2002/05>

>********(ここは文字読めないので、仮に*を置いておきます)

<ERROR/126112B>

<453267>

 

画像二枚目

<CONT 66(55かも?)452318>

<135445547>

<2001/01>

<6512331102894>

という文字列が書かれています。

画像一枚目と2枚目で同じような形の文字列はあるのかを比べると、2002/05と2001/01というものが似た文字列として挙げられます。

これらは何を表しているのか。

単純に考察するならば、2002年5月と2001年1月となります。(恐らく、年、月ではなく、そのような概念を持ったアンダーワールドにおける時間軸のようなものと考えるのが妥当)

もし仮に、そのような年代を表すとすれば、時間軸的に画像二枚目→一枚目の流れとなります。

2枚目の画像の文字列を考察していきましょう。

まず、最初の文字列CONTから始まるものですが、CONTとは何を表しているのかについてです。まず、数字や文字列だけですので、プログラミング言語のように書かれているようにも感じます。プログラミング言語においてCONTという関数を作ることは可能で、どんな意味を持つかは関数内を見ないと分かりませんが、webでCONTと調べるとcotinue、content等の意味がありますが、使われやすいのはcotinue(続く)とcontent(内容)という意味があります。関数を作る際は見た時に分かりやすく作るというのが基本?というより、そうする事が多いので、その2つを有力な候補として見てみます。

先程、年代を仮定したので2枚目の画像の方が先に見るとしました。

この時にcontent(内容)と出されても、何も動作をしていない為、内容はまだ構成されている事は無いと考えられます。

よって、cotinue(続く)の方を見ていきます。

cotinueとは、ゲームにおける最初から始めるのではなく、セーブしたところからスタートすることや続けているところからスタートする時に、cotinueという文字を見ることが多くあります。

よって、誰かが進めていたデータでそのままログインしてゲームをスタートした説が考えられます。

では、アリシゼーション(アンダーワールド)に何回かログインした人物で、ストーリーに大きく関わっていく人物は誰なのかと考えた時、考えられる人物はキリトと考えられます。

つまり、アンダーワールド内における時間軸2001/01にログインしたのでは無いでしょうか?

また2つ目の文字列はUNIT IDの可能性があると考えます。

f:id:light-VR:20180910161307j:image(画像3)

f:id:light-VR:20180910161501j:image(画像4)

この2つの画像の左上に書いてある文字列がUnit IDとなっています。

アルファベットが入っているものの、全部の文字数は9文字、画像二枚目の135445547も9文字で文字数が一致しており、固有のものを分別する時にIDを付けている可能性があります。

 

次に1枚目の画像を見ていきます。

3列目の文字列はERRORから始まるものなので、エラーが2002/05に起きたと想定してみます。

エラーが発生するという事は、有り得ない事態が起きたと考えてみると、禁忌目録(システム)から逸脱したのは2人、アリスとユージオが挙げられます。

アンダーワールドにおける時間軸と仮定しているので、2002/05と2001/01には(仮に)約1年4ヵ月(アンダーワールドにおける時間軸なので、どれだけの年が空いてるか把握する事は不可能?)の間が空いています。FLA機能の最大倍率が3倍と書かれていたことから推定すると現実世界で5ヶ月程度、ユージオと最初にあった時から推定するならば、20日間。(ユージオと会った時に、6年が経っていた。現実世界では3ヶ月という所から抜粋)

どちらにしても、キリトが3日間のアンダーワールドへのダイブにおいてアリスが連れ去られた事からも3×3=9日、3×24=72日間となり、1年4ヶ月の間が空くことは無いので、ユージオが禁止目録を破ったのがERROR検出されたと考えるのが妥当なのかもしれません。

となると、キリトが金本(ジョニー・ブラック)にサクシニルコリンを注射され、強制的(生存の為)にアンダーワールドにログインしてから、約20日?(5ヵ月は流石に掛かりすぎ?)程度でアンダーワールド内における1年4ヶ月が経ち、ユージオが禁忌を破るところをあの文字列で表しているのかもしれません。

 

・考察の振り返り…

SYSTEM ALERT:CODE871

f:id:light-VR:20180910170031j:image

という文字列が1つ加わっていれば、ユージオの説が濃厚になるところでしたが…(まぁ、そこまですると大体予想つくので製作側が分からないようにしたのかなとも取れますね…)

 

この考察においては2002/05と2001/01を時間軸のようなものとして捉えましたが、CONTがもし仮にcontentの方であれば、時間軸では無い可能性が出てきますし、CONTがまた違った意味を持つものである可能性も大いに有り得ると思います。

また、この考察ではユージオのシステムを逸脱した行為を表しているのでは?と最終的に結論づけましたが、PVではアリスがシステムから逸脱したAIとして出されていて、しかもアリスがアリシゼーションのストーリーにおける最重要人物なので(ユージオもそうですが、最後まで全体的に見ると)、ただ単にエラーだけの所を見ればアリスの事を示しているとも取れるので、正確な情報として出すには難しいところがあるなと思いました。

 

・最後に

最後までお読み頂き有難う御座いました!

ただひたすら自論を述べている考察ブログですが、皆さんに楽しんで頂けていれば、とても嬉しい限りです(^^)

今回の考察では文字列の考察で、恐らく何通りもの見方があるのではないかと思います。(考察の振り返りでも挙げた幾つかの通り以外にも)

皆さんの中には、いや…そこはこうではないか?とか違う気がするな…って思った方もいらっしゃると思います!

是非、その方々には自分の見方で考察して頂き、沢山の見方、考察を増やして楽しんでいければと思います(^^)

最後にと言いつつも長々と書き進めてしまいましたが、SAO3期!皆さん楽しみましょう!!!

 

 

誤字、脱字やご感想等ありましたら、是非コメントやTwitterのリプライ、DMで送って頂けると助かります。特にご感想は作者が喜びます(^^)

VRによるバリアフリーの可能性

バリアフリーというと皆さんは何を思い浮かべますか?

点字ブロックや手すり、階段と別に作られた緩やかな傾斜で車椅子でも登れるようになっているようなものを思い浮かべる方が多いかと思います。

 

バリアフリーはその障害に合わせて作られているため、違う障害を持つ方からすると、逆に邪魔になってしまうケースもあるそうです。

特に上記の中では点字ブロックは目の見えない方には、バリアフリーになっても、車椅子の方からすればあの段差は少し乗り越すのに苦労するそうです。

 

そこで、利用者によってバリアフリーが逆に障害となってしまうケースを無くす方法はあるのか考えると、VRなのかなと考えました。

 

経緯としては、VRが教育でどんな活用が行えるのかを考察している時に、VRによるバリアフリーも可能ではないかと思い、今回の話題として取り上げています。

 

VRによって出来る主なバリアフリーとして、外に出る事が出来ない方を対象としたものです。

VR映像は現実味が高いので、現実の動物園や遊園地などを360度カメラで撮影しVRデバイスを使って、その映像を本当にその場にいるかのように楽しむことが出来ます。これを活用する事で、外に出ることの出来ない方もそこにいるかのような体験が出来る、つまり、外に出ているように感じている訳ですから、一種のバリアフリーと捉えていもいいのではないかと考えます。更にVRが発展して、フルダイブ型ともなれば、現実世界と同じように身体自体を外に出しているように感じると思います。

 

次に、身体を動かす事の出来ない方を対象としたバリアフリーです。

これについては、フルダイブ型が完成しないとバリアフリーとしては成り立ちませんので、フルダイブ型が完成したとして考察を進めさせていただきます。

スポーツや現実世界を動いてみたいというのをVRにおいて実現する事が可能になります。

仮想世界内において自由に動き回れるため、バリアフリーの一つとして取り扱われてもいいのではないかと思います。

 

VRが現在、精神治療で使われることがあります。主に恐怖症や自閉症等々に使われ、対象となる精神病を軽減する事が出来る為使われていますが、VRが発展すれば上に挙げた2つのバリアフリーの方法や、目が見えない方に直接脳内に視覚情報を送り込んで現実世界が見えるように反映し、GPS機能などを使うようにすれば、もしかしたら、目が見えている時と変わらないレベルの生活を送る事が可能になるかも知れません。

 

目が見えない方からすれば、初めて来た土地を歩くのは怖いですし、危険性も慣れている道を歩く時より遥かに高いです。

これを先ほど述べた方法でバリアフリー化すれば、新しい土地に来ても、段差がどこにあってどこが危険なのかなど、目が見える状態と同じ認識をする事ができます。

よって、このバリアフリーの方法はとても有効であるように感じますが、脳と直接信号を送り込むリスクと、GPS等の位置情報把握と視覚情報の一致、更には脳に視覚情報を読み込ませる訳ですから、少しリスクが高いのかもしれません。

 

その他に、バリアフリーとして扱うものか分かりませんが、脳信号を理解して、ロボットアームを動かす研究がされていました。

結果的には、被験者の考えた腕の動き方通りに動きます。

よって、仮想世界で体を動かす事も、脳信号を理解し、機械のボディに接続する事で現実世界においても身体を機械ではあるものの動かす事が出来るのです。

 

脳信号の理解がフルダイブ型を実現する道にも繋がりますが、現実世界においてもバリアフリーの一つの手段として実現へ近づくものだと考えられます。

 

VRの可能性としてバリアフリーという選択肢もあるのだと、考察をしていて思いました。

しかも、VRの場合は1人ずつの障害に合わせた映像や信号を送ることでバリアフリーとする訳ですから、バリアフリーが利用者によって障害となるケースは殆ど無いのだと考えられます。

障害を持った方からすると、外に出る事やそれこそ動物園や遊園地などに行く事は難しいのかもしれませんが、VRを使う事で行った擬似体験が出来るのは精神的にもいいものなのかも知れません。

 

これからのVRの発展が促進すればする程、バリアフリーとしての進出にも繋がるので、VRの進出するのはその他にもあると思いますので、また気づき次第、考察したいと考えています。

 

ブログ更新について(本題とは関係しません)

ブログの更新は不定期ですが、今回の記事を書くまでの期間が結構空いてしまい、申し訳なかったです。学生の身なので、テスト期間には書けなくなってしまうため、ご理解頂ければと思います。

 

脱字、誤字等、またご意見がありましたら、ご連絡お願い致します。

最後までお読み頂き有難うございました。

第六感について

今回の話題は第六感についてです。

某TVアプリで第六感について研究した番組を偶然見つけて拝見致しまして、中々に興味深い内容で、皆さんにも知っていただけたらなと思ったので、話題を第六感についてにしました。

 

これも最初に書いた五感の時と同じで、VR考察ノートでも考察はしています。

そのリンクについては最後に貼っておきますので、気になった方がいましたら、是非見てください!

 

考察ノートの時の内容とは違う考察をブログの方では主にしていく予定ですので、恐らくノートを見た後でも、楽しめるのではないかと思います。

 

ここから、第六感についての研究をした番組の内容について、簡単に書かせていただきます。

第六感の研究といっても、五感が感じ取れない不思議なものなら第六感といって良いのかもしれないですが、番組中では視覚では説明できない視覚について研究されていました。

 

ちょっと紛らわしい表現をしましたが、研究としての内容は、目が見えない(盲目)の方が人間の顔の写真を前に出された時に反応するのかどうかという事でした。

 

結果としては、大きな表情をしたものに反応する事が分かったのです。しかも、その表情と同期する様に神経が働いた様です。

目が見えない方(一部の方は限定された条件下において見える方もいますが、ここでは完全に見えない方を前提)というのは、視覚が無いわけですから、目からの情報を得る事が出来ないため、何も見えないと考えられます。

 

なのに、なぜ大きな表情をした時のみ神経が働いたのでしょうか?

 

普通の視覚の場合、視覚情報を送り込み、情報を脳が認識する事で映像が見られるわけです。少し詳しくすると、目で見たものは視覚野で受けて、そこから手順を踏んで視覚が成り立つわけです。

 

それに対し、目が見えない方の場合は、番組内の研究の中では、視覚野を使わずにその他の脳の機関が働き、断片的に見る事が出来た、もしくは神経がそれを理由として信号が送られたと説明されていました。

 

なぜ大きな表情のみなのかはよく分かりません。

番組でも、それについては殆ど取り上げられてなかったので…(機会があれば深く考察したいと思います)

 

個人としての考えでは、恐らくコミュニケーションをする時に、微笑、苦笑いなどのちょっとした表情よりも、もっと本能的に働きかけるものが大きな表情であり、単純であるからこそ、脳の他の機関が把握する事が出来るのではないかと思います。

 

必要最低限な情報が喜怒哀楽といった本当に初歩的なものであり、それを盲目でも得る為に脳で進化したのか、或いは元々それが猿の時からあるものなのか分かりませんが、恐らくコミュニケーションを取る為に最低限必要であったのではないでしょうか。

 

ちなみにですが、目が見える方(健康体の方々)の場合、脳のその他の機関を使わずとも、視覚で得られるので、普通使われる事はないらしいです。

 

この事から、第六感が普段露見しない理由が五感内で大体の事が出来てしまうからです。

それが何かの拍子に出来なくなった場合、或いは五感では情報が説明出来ない場合に第六感というものは働くのだと考えられます。

 

霊感や殺意が感じられる事も、日常生活内で普段感じないことの方が多いです。だからこそ、その生活内において違和感のある事や、奇怪な磁場が発生すると、第六感が働く事になるのではないでしょうか?

 

 

上記のように第六感が働く場合、それに応じてVR内に第六感を再現させる事は難題です。

なぜなら、時と場合、様々な現象によって引き起こる、起こらない時がある訳で、それを脳のその他の機関で把握された情報をそれぞれから情報を送り込む事になります。

 

さらに、引き起こるのかどうかはそのデータ内におけるAI、もしくは人口脳の判断に任されるわけなので、どの時に動くかも設定しないといけなくなるという事です。

 

現実間に起こる第六感発生が、VR内で起こらないとなると違和感を感じるのか、それとも何もないのか、それは研究していかないといけません。

 

第六感を再現するとなると、人がどのような時に第六感を起こすのか、なぜ第六感がある人とない人がいるのか、という事を明確にして行く事がVRに第六感を作り出す為の課題なのではないでしょうか。

 

第六感についての番組を見た事で、また知識を増やす事が出来ましたが、もしVR内において必要性が皆無なのであれば、再現しなくてもいいかもしれません。

 

今回は少し長めの文となりましたが、最後まで読んでいただき有難うございます。

脱字、誤字等、またご意見がありましたら、ご連絡お願い致します。

 

↓VR考察ノート(第六感再現)

http://light-vr.hatenadiary.jp/entry/2017/10/24/212128

味覚再現について(主に辛味)

Twitterにて、VR考察ノートNo.4(五感再現)の味覚について書いたところで「辛味は味覚である」という内容が間違えであったのを、フォロワーさんが気づき、教えてくれました。

(考察ノートNo.4についてはブログの最後の方にリンク有り)

教えてもらうまで知らなかったのですが、辛味は味覚に含まれないんですね…

 

最初、教えていただいた時は辛味って味覚じゃないの?と思ったのですが、調べてみたところ、どうやら痛覚に分類されるようでして…

 

さらにいえば、基本的に味覚となるものは甘味、塩味、苦味、酸味、旨味の五基本味で、辛味は含まれていないのです。

 

少し詳しくいえば、味蕾からの信号を脳に送る事で、味覚が成立するわけなのですが、先程の五基本味は味蕾からの信号に対して、辛味はバニロイド受容体からの痛覚だそうです。

 

この受容体は体全体に分布しているので、辛いものを体のどこかにつければ、その部分は痛いという情報を脳に送るのです。

なら、辛味とか名前つけないで欲しい…と思ったのですが、舌に神経が集まってる為、体で感じる信号より敏感であると考えるのであれば、そのような名前がついても仕方ないとも考えました。

 

ここから、考察の本題「VRで辛味を再現するには?」

 

考察ノートでは、味覚データは複雑であるから、パターンを絞り味覚再現にかけるデータを軽量化するのが良いと書きました。

五基本味だけでも、パターンが多くなりますし、複雑なもの同士を合わせることも出来ますので、膨大な量になる事からも上記の考え方は、私の中では未だ変わってません。

 

また、人工味蕾のようなものを作り出して、脳に錯覚させ味覚情報を脳に送る事で味覚再現が出来るとこの頃、考えたのですが…

 

辛味は痛みが関わる訳ですから、痛覚の方のシステムとも関わってきます。つまり、痛覚再現システムと関係してくるという事です。

 

仮に辛味再現をVRでした場合、例えば、塩辛いという味覚(味覚+痛覚)は味覚(味覚再現システム)から塩味、痛覚(痛覚再現システム)から辛味を再現し、それを情報として個々で扱うのではなく、合併した情報として扱われなければ、塩味と辛味がただ、個別に情報が伝わる事になります。

想像も出来ないかもしれませんが、信号経路がバラバラになる情報を集計して脳ではその味覚を作り出しますので、情報を合併するように持っていくことが大事になります。

 

しかも、食べたものの食感もVRで再現するとなれば、触覚についてもそれぞれの品に合わせて、作らないといけないので、食べ物を再現するのがとても大変なことが分かりますね…

 

これからのVRはまだ触覚再現が主な研究なので、味覚についてはまだまだ未発達の内容で、この考察が最終的にやり方として合っているか分かりません。

なので、参考程度に見ていただけたらと思います。

 

あと思ったのが、味覚再現が出来たら、ご飯食べなくても満腹になるじゃんとか考える人も出そうで怖いです…

 

 

辛味は生理学的定義だと、味覚として扱われない事になりますが、一般的には辛味というと味覚として解釈される事が多いと思います。皆さんは辛味が味覚か痛覚にあたるのかなんて考えた事がありますか?

舌で感じるものが味覚だと思っている人も結構いるのではないでしょうか…

 

そんな事も考えながら、書いた考察ですが辛味が入ると味覚再生エンジンだけじゃ表せなくなるので、また面倒なものを発見してしまったなって少し思ってます…

それと同時に改めて考察できて良かったとも思いますが…

 

このブログの更新は不定期なので、早ければ1日で更新、遅い時は一週間から一ヶ月時もあると思いますが、楽しんで頂けると嬉しいです。

 

五感について書いた「VR考察ノートNo.4」をもし見たい方がいたら、下のリンクから見ることが出来ますので、よろしければどうぞ!

 

http://light-vr.hatenadiary.jp/entry/2017/10/23/223917

 

No.4では、あまり嗅覚については考察が出来ていなかったので、しっかりとまた考察していこうと思っています。

 

初のブログでしたが、どうでしたか?

もし、誤字や脱字、誤情報などにお気付きの方がいましたら、ご連絡して頂けると助かります!

 

次は第六感について考察する予定です。

最後までお読み頂き有難うございました!